終わりよければすべてよし

ひとり親卒業日記

東大2年生の息子の現況

久しぶりに、次男について触れようと思う。 今はすでに、2年生の春学期のすべての試験を終えて、彼は今、来月に迫った引っ越しの準備と、個別指導のアルバイトをがんばっている。アルバイト先で任意の募集があり、すでにコロナウイルスワクチンも2回接種を完…

約1年間のひとり暮らしを振り返る

あれは、昨年の9月のことだ。 次男がこれから初めてのひとり暮らしを始めようとするアパートの部屋で、息子が泣きながら私にこんな話をした。 「正直言って、パパが亡くなってからのこの13年近く、僕は幸せじゃなかった。お姉ちゃんとお兄ちゃんが何か問題を…

風薫る文月

コメダ珈琲。 ここに足を運ぶのはいつ以来であろうか。ふと、恵実子は思った。 日曜日の朝だが、店内はほどよい混み具合だ。満席になるほどいっぱいでは、パンの芳しい香りよりも、人が充満する匂いで押しつぶされそうになる。かといって、あまりに閑散とし…

明日で今年の前半終了

早いもので、明日で6月も終わりを迎える。つまり、早くも2021年の半分がすでに終わろうとしているのだ。 来月、私は誕生日を迎え、とうとう55歳となる。いまだにはっきり閉経を迎えたのかもわからず、白髪も染める必要があるほどはなく見た目は真っ黒、あと…

「ドラゴン桜2」は心臓に悪い

先程、今日の「ドラゴン桜2」を見終えた。 うーむ、やはりこのドラマは今の私には心臓に悪いかもしれない。いや、内容としては十分面白いし、見応えはある。 だが、もう約1年半近く経とうとしているのに、次男の浪人当時のことをリアルに思い出すのだ。 今日…

「ドラゴン桜2」を見て

前回の記事を書いてから、だいぶ時間が空いてしまった。 結局、当分個室は空かないため、入院こそしなかったものの、毎日寝込んでいたわけでも、また毎日調子が良かったわけでもない。体調が悪い日も多い中、合間を縫って娘のウエディングドレス選びに奔走し…

入院をすすめられる

なかなか、ブログを書けずにいた。 ここ最近の自分は本当におかしい。これまでもストレスによるさまざまな身体症状はあったが、今回のような事例はなかった。 まず、情けないことにもはや、心情的にひとりで暮らすことが困難な状況となって来ているのだ。高…

もうひとつの結婚記念日

あれは、忘れたくても決して忘れることはない、今から29年前の出来事だ。 「花嫁さん、もっと笑ってください。」 カメラマンが言う。 「僕と結婚するのが嬉しくないの?」 当時、私の横にいた人が言う。 笑顔というのはきっと、心の底から自然と湧き出るもの…

たまには次男について書いてみよう

今のカテゴリーに所属していてどうしようかと思うのは、そもそも私自身が親として次男を東大に入学させるべくエリート教育をしたわけでもない。また、息子自身も幼い頃からガツガツと勉強ばかりをしていたわけでもない、からだろうか。あまり、参考になるよ…

ここ数日の出来事

だんだん、この「大学受験終了組」というカテゴリーにいるのもおこがましいくらい、最近はつれづれなる毎日を綴るくらいしか、書くことも思いつかない。 本来なら、せっかく息子が東京大学に入学したのだから、何か親として書いてもいいのだろう。しかし不思…

長い一日

たとえ、前の晩に早くは寝つけなかったとしても、たいてい朝はわりと早く目が覚める。以前のように二度寝することはあまりない。 目覚めてから、その日のゴミ出しをするまでの時間、目に悪いと知りながらも私は、ここ最近よくスマホで無料漫画を読みふける。…

今朝驚いた出来事

最近、ありがたいことに睡眠薬を使わなくても朝まで熟睡できている。 ゆうべもそうだった。 ただ、今朝方は5:20くらいと、いつもよりは早く目が覚めた。 目覚めた瞬間、口の中に何か痰らしき変なものが混じっているのを感じた。 とりあえずはお手洗いを済ま…

再びの孤独感

春休みまるまる2か月間、ほとんど毎日のように教習所に通い、次男は無事に自動車運転免許を取得した。そして再び大学近くのアパートへと戻って行った。 この春休み、振り返ると本当に楽しかった。受験の心配もいらない、きょうだい喧嘩の心配もいらない、こ…

娘の結婚

今、感無量です。 ついに、愛娘が入籍しました!! パパが生きていたら、なんと思ったんだろう。 パパが亡くなって最初の数年。 まだまだ先の話なのに、中学生にすらまだなっていないのにもかかわらず、何度も何度も頭の中で反芻してはむせび泣いたことがあ…

明日で東大合格発表から一年

現在自動車教習所に通う次男は、先日無事に仮免を取れ、路上教習も始まった。仮免の学科試験で満点を取ると、500円のクオカードをもらえるらしい。500円で思い出すのは、息子が浪人時代にお世話になった予備校だ。確か、東大模試で好成績を出したときに、一…

「かわいそう」などという言葉では済まされない

次男は今、自動車運転免許の取得のために帰省して、地元の教習所に通っている。 先日、結局受験が終わってから丸一年が経とうとしている今でも、時折、喉の閉塞感(いわゆるヒステリー球のようなもの)があることがわかった。 ストレスが一番の原因だとして、…

さまざまな料理に挑戦した次男

長男については、以前のブログでも書いた記憶がある。彼はすでに、小学生の頃から父親が台所に立つ背中を見て育ち、口頭で教わらずとも目で見て自然と料理の技を覚えたようだ。また、舌も肥えていて、同じ人が作ったものでも微妙な差に気づくことができる。…

ひとり暮らし最終日

以前ブログにも記したように、次男は東大の秋学期から始まる対面授業やサークル活動をこなすため、大学近くのアパートで初めてのひとり暮らしをスタートした。 それ以来これまでおよそ4か月ほどの期間を、母親の私自身にとっても初となるひとり暮らしを続け…

「二月の勝者」を読んで

先日、以前から題名だけは知っていたが一度も読んだことはなかった、中学受験をモチーフにした人気漫画「二月の勝者」を初めて読んだ。 もしもこれから読もうとされている方がいたらネタバレになってしまうので、ここではあまり詳しくは書けない。 が、現実…

娘の婚約者との電話

先日、娘のマンションに滞在中のこと。夜に娘が彼と電話をしていた。 以前、婚約指輪を選んだ日にお会いしたきり、一度も話しをしていなかったので、私が「代わろうか?」と声をかけた。昔ながらの「お嬢さんを僕にください。」的な挨拶は特になかったとはい…

もうすぐ始まる二人の新生活

こんな夜分にブログを書くのは珍しい。 今、私は娘の暮らしているマンションにいる。彼女は今月から神奈川県に異動となり、現在住んでいる場所からはやや遠くなってしまった。もうじき婚約者の彼と同居を開始するなら、私は新しい勤務地に近い場所で新たに賃…

いまだに続くPMS

このブログを読んでくださる皆さんは、おそらくほとんどが女性の方だろう。もちろん中には受験生のお子さんを抱えるお父さまもいらっしゃるかもしれない。そうなると、少し書きにくい話題になるが、今回は気持ちが苦しいので、あえて書かせてもらいたい。 今…

東大についての次男の感想

冬休みに入り、何日か次男が帰ってきてくれた。 そして、現在学んでいる東京大学について、こんな感想を述べた。 「東大は、文科1類、2類、3類、理科1類、2類、3類とあるけど、入学の時点ではまだどの学部に進むか決まってはいない。1年生では全員が、教養学…

2021年はなるべく孤独を回避

ひとりが大好きな自分。 6歳になるまで私にはきょうだいがいなかった。 近所には子供がたくさんいてよく一緒に遊んだ。 でも、家の中で絵本を読む時間も大好きだった。 小学校低学年の頃。担任の先生から通知表に、「休み時間に外で遊ばず教室で本を読んでい…

東京の街並み

東京の朝。 自然と空が目に入る。 青い空に白い雲が映える。 心なしか、田舎で目に映る空よりも綺麗かのように見える。 それには理由がある。 あまりにも街並みが雑多で見ていて美しくは感じないために、自然と空が目に入り、妙に美しく感じるのだ。 たとえ…

2020年を振り返る

今年一年を改めて振り返ってみよう。 1月 センター試験最後の年。 次男にとって2度目の試験。2日目すべての試験が終了すると、次男の体調が悪化。幸い救急車を呼ぶには至らず。緊張がマックスで体調にまで影響が出る中、リスニングを除き838点を獲得。いくら…

もう少しでひとり親卒業

まもなく、三人きょうだいの末っ子である次男が二十歳の誕生日を迎える。 公的な意味でのひとり親とは、未成年の子をひとりで養育する父親、または母親のことを指す。 その意味で私は、末の子が二十歳になると、晴れてひとり親を無事に卒業したことになるの…

13回目の命日を控えて

お父さん、 ここ一か月は、数えたわけではないけれど、本当に良く泣いたよね、私。 考えてみたら、お父さんが亡くなってから、命日反応が起きやすい十一月をたったひとりで過ごしたのは初めてだったんだね。 なんだか、久しぶりに目が腫れるほどよく泣いたと…

「光と影  〜花火によせて〜」

「どーんと鳴った音で 目が覚めた そうだ 子供たちと 花火を見に行くんだっけ 今年からもう 送迎者はいないから 四人揃って 自転車で出発 途中 実家に停めて そこから歩く ふと 目に飛びこんで来たのは 夫とさんざん歩いた小道 万感 胸に迫るる想い 涙は夜の…

短編小説 その三

短編小説と銘を打ってみたはいいが、やはりなかなかきちんと主軸を定めて書くことは難しい。ここはあくまで、各人が自由に思いのままを日記のように綴る場なので、このシリーズで書くのは今回を最後にしよう。 貴美子は今、朝から車で5分くらいのファミリー…