終わりよければすべてよし

ひとり親卒業日記

久しぶりの投稿

ここ数日、理由はわからないが、急にこのブログを読んでくださる方が増えた。

 

いや、増えたといっても、数十人という人数だ。実は、以前他のツールでブログを書いていたときは、少ないときでも一日に100以上、多いと400〜600くらいのアクセスがあった。それというのも、ランキングに参加していたこともあるが、最初は細々と書いていたところ、あるときトップブロガーの方が私のブログを紹介してくださり、以来そこから私のブログにたどり着いてくださる方がかなり増えた。

 

ランキングが10位以内に入ってくると不思議なもので、さながら学生時代の定期テストの気分の如く、どんな記事を書けばより多くの方の目に止まるかを無意識のうちに考えるようになる。そして、ときには、自分が一番書きたかったこととは違うことを書いてしまう場合も中にはある。

 

だから、今のように、どこのランキングにも参加せずに、知る人ぞ知る、という感じで続けて行く方が、ある意味、気楽かもしれない。

 

1年前のちょうど今頃。ある青年が、初めて冠模試でA判定を取った。現役でこの時期からA判定を取れるのはまれな方と聞き、彼の喜ぶ姿に、素直に一緒になり私も喜んだのをよく覚えている。

 

しかし、今年は違う。たとえ浪人生の中ではトップの方に位置していても、やはり現役生に負けるのは悔しいようだ。もっと頑張らないとな。一位ではなかったことを反省しよう。などと言っていた。

 

そう、模試においては、たとえ偏差値が75近く取れようと、目標点達成率が100%を超えようと、あくまで大切なのは、できなかった部分の復習だ。

 

私から見ると、それほど勉強時間が増えたようには見えないのだが、それでも現役時よりはずっと勉強しているという。

 

一度覚えたことは、ほぼ忘れない。

紙に書かなくても、頭の中でイメージをして復習ができる。

 

模試などで時間が余るときは、あらかじめ記憶しておいた数学の問題を思い起こし、頭の中だけで計算をして解いて行く。

 

この、書く手間を省けるのが、時間短縮になるというが、私自身は書いて書いて覚える方だったので、彼のやり方は謎だ。

 

考えてみると、暗算は初段までだが、彼のやり方は一切指は使わない、頭の中だけで暗算するやり方なので、どうしても限界があり、それ以上の段は取れないで終わった。一般の有段者は、みな、そろばんを使わない代わりに指は使うので、彼のやり方は特殊な方だ。

 

本日は、いつも通学している予備校とは違う予備校の夏期講習のテキストが届いた。数学の中味を見て、初めて、「これは期待できるよ!」と嬉しそうな声を上げた。現在の予備校では、ほぼ授業中に予習が済んでしまうほど、手応えのない問題ばかりで、困っていたからだ。

 

来年の入試では、あえて満点を目指さないと言っている。ひとつの科目に賭けることの怖さを、いやというほど思い知ったからだろう。

 

予備校では、授業が騒がしいこともあり、驚くばかりだが、やはり人数が多すぎるということが一番の問題点なのだろう。