終わりよければすべてよし

ひとり親卒業日記

あと3か月半で再び二人暮らしに

前回の記事を書いたあと、息子とも電話でいろいろと話をし、私の中でも腑に落ちた点はあったので、いつまでも愚痴めいた内容を残してもと思い、削除した。

そして、先日、息子からこんな提案があった。娘も長男も、大学進学後、今頃はすでに車の運転免許は持っていた。私自身は、車にまったく興味がなく、学生時代の4年間はやりたいことでいっぱいで、おやすみの日がほとんどないほど、毎日がずっと充実していた。それで、当時の学生はほとんどのひとが在学中に免許を取るにも関わらず、取らないうちに社会人になった。

入社した会社は完全週休二日制。土日祝に休日出勤する用事はなかった。そこで、母から今のうちに免許を取っておいたら、と提案される。今思うと、そのとき取得しておいて本当に良かったと思う。だが、計4か月もかかり、その間すべての週末が潰れたかと思うと、周りのみんなが学生時代に取得しておいたのが賢明であったとよくわかる。

前置きが長くなったが、次男はまだ教習所には通っていない。そこで、2月の春休みから教習所に入り、もしも2年の春学期が完全オンライン授業になったら、そのまま免許を取得して、自家用車で地元で練習を積むまでは、実家で暮らそうかなと言ってきた。

どうも、一年の間に必修科目をすべて取得してしまえば、ニ年の春学期は自由な科目を中心に取れるらしい。そして、自由な科目はたいてい大人数の授業、中には千人を超えることもある。来春のコロナの状況はわからないが、まだまだ、密を避ける状態は変わらないかもしれない。そうなると、再びすべての授業がオンラインになる可能性は高い。ならば、どこで聴いても良いわけだ。

教習所は春休みが一番混むし、思うように進むかもわからない。確かに、春休みが終わるまでに、完全に免許が取れるかは微妙だ。

ちなみに合宿免許という方法があるのはもちろん知っている。だが、いくつかの合宿所ではコロナのクラスター感染も発生している。また、義父が元教官なのだが、やはり短期間で覚える合宿タイプより、きちんとじっくり練習を積む方が運転も上手くなるそうだ。安全運転のためにも、ここは時間を惜しまない方が良さそうだ。

というわけで、ひとり暮らしになって間もない私の生活も、あと3ヶ月半で再び二人暮らしに戻る可能性が高い。

子供がいると、どうしても炊事に一番時間をかけてしまうので、今のうちに、家中の片付けや大掃除を念入りにやっておかないと。

つい先日も、誰かのお習字道具セットを見つけ、今頃処分するのは我が家くらいだろうなと思いながら、片付けていたのであった。