終わりよければすべてよし

ひとり親卒業日記

娘の結婚

今、感無量です。

 

ついに、愛娘が入籍しました!!

 

パパが生きていたら、なんと思ったんだろう。

 

パパが亡くなって最初の数年。

まだまだ先の話なのに、中学生にすらまだなっていないのにもかかわらず、何度も何度も頭の中で反芻してはむせび泣いたことがあった。

 

それは、、、

結婚式、どうするの?

だった。

 

よくある両親への花束贈呈。

これ、私の隣りに本来ならいるはずの夫がいないなんて。

 

耐えられない。

その日を迎えるまでには、逃げ出そう。

 

いや、両親ともいなかったら、挙式はどうなる?

せめて子供たち全員が無事に結婚するまでは、生きていないと。

 

そんなことを、本気で葛藤する日々だった。

 

そしていつの間にか、部活動や少年団の応援やお手伝いに追われ、何年もほぼ連続であった、三人の子供たち誰かの受験のサポートに明け暮れる日々。

 

昨年の春、末っ子の東京大学合格でようやく子育てに一区切りがついたというのに、世の中はコロナ。私はパニック障害でマスクを長時間つけられず。秘かに夢見たニ度目の海外留学も叶わず。

 

それでも、娘の結婚は、何よりもめでたい。

 

ありがとう。しっかりと自分で、一番ふさわしいひとを見つけてくれて。

 

お母さんは、娘の自由意思による選択眼を心から信頼しています。

 

自分で産み育てた子を信頼し、誇りに思えないなんて、愚かだよね。なぜってそれは、結局は自分のこれまでの全人生を否定しているようなものだから。

 

少なくとも、私はそう思う。

 

苗字は変わっても、これからもずっと、お母さんはあなたの味方だよ。

 

頑張れ! ワーキングワイフ。

 

Happy Wedding !!

 

二人で末永く、幸多からんことを。

 

2021年 春