終わりよければすべてよし

ひとり親卒業日記

長い一日

たとえ、前の晩に早くは寝つけなかったとしても、たいてい朝はわりと早く目が覚める。以前のように二度寝することはあまりない。

 

目覚めてから、その日のゴミ出しをするまでの時間、目に悪いと知りながらも私は、ここ最近よくスマホで無料漫画を読みふける。あまりに面白いと、ついつい課金してまで読むこともある。

 

本来なら小説などを読むのが好きだが、最近はなかなかせっかく買っても読み始めることができずにいる。

 

小説は、漫画と違い、絵の描写がない分想像力を膨らませることができる。 

 

それに比べて、漫画の場合はそれぞれの役柄になりきってセリフのように読み上げることもある。

 

そしてようやくゴミ出しを済ませると、朝ごはんだ。それにしてもひとりでいただく食事は味気なく感じるためか、少量しか入らない。次男が帰省していた時期に比べ、3キロほど体重も落ちたようだ。

 

以前ならここですぐに洗濯や洗い物に取りかかるところ、食後の歯磨きすら、ひと休みをしないとやる気が起きない。

 

そうこうするうちに、昼ごはんの時間も遅くなりがちだ。

 

ああ、いったい自分は何をやっているのだろう。昔から人前だと張り切れたことを思うと、見るひとがいないと、とことんだらけるということか。

 

ぼーっとできる時間や、テレビを見る暇もなかった時期は、いったいどこに行ってしまったのだろうか。

 

来週あたりから、自律神経に効果のある鍼灸治療などを始めたいと考えているので、それが少しでも良い方向に向かえばと願う。

 

それにしても、ひとり暮らしでもそれなりに快適に過ごすには、外との繋がりは欠かせないと思う。それを持ちにくい環境下では、やはり誰か家族と一緒に暮らす方がはるかに健康的だ。

 

今のところは、次男の通うキャンパスが変わったら、自宅から通ってもらいたいと考えている。それまであと約10か月。精一杯自分の体調を改善することに神経を注ごうと思う。