終わりよければすべてよし

ひとり親卒業日記

フユの就活

皆さま、かなりご無沙汰しております。

まだまだ完全回復とはいきませんが、私は生きております。

 

3月はじめのことだ。私は、なんと3回目の脳動脈瘤カテーテル手術をした。手術は無事に成功し、予定より少し早く退院となった。しかし、これが最後の手術とは限らないというお話は、聖路加病院の医師にも、現在かかっている脳神経外科病院の医師にも、同じように言われている。理由は、私の動脈瘤の形がいびつだからだそうだ。

 

気持ちが折れそうになる話は早々に切り上げて、フユの就活の話をしよう。

 

彼は経済学部金融学科の学部生。学部生、しかも文系から、内定をもらえるのは、かなり少数派だ。たいがいは、理系の院生から採用されることが多い。しかも、かなりの狭き門だ。

 

そう、実はフユは、とある生保の、アクチュアリーとして、内々定をいただけたのだ。他にも、アクチュアリーとして、二社から採用されたが、そちらは丁重にお断りをした。

 

アクチュアリーがどのような専門職かは、関心がある方は個々に調べてほしい。フユは、昨年初めて資格試験を受けて、2科目とも合格した。トータルで8年くらいは正式なアクチュアリー会員になるのには、かかるという。社会に出てからは、仕事と勉強の両立で忙しくはなるが、だいたい30歳くらいで年収が1千万くらいになるわりには、それほど残業が多くはない会社を選んだ。体力がそんなにはないから、いかにも彼らしい。また、人間関係も、インターンや説明会に参加して、自分に合いそうだと判断したようだ。

 

4年生に上がる前に、就活が終了して何よりだ。これからは、最終学年として、大学の勉強に精進するしかない。つい最近からは、小6の1年間だけ通った唯一の個人塾で、新たに、バイトも始めた。

 

個人的な趣味としては、麻雀も得意なようだ。オンラインでやったり、ときには雀荘にも行く。何でも、オリジナルで、麻雀のプログラミングも作り、面接でも話が盛り上がったそうだ。

 

フユと一緒に暮らすのも、あと1年。できるだけ、仲良く過ごしていきたい。