終わりよければすべてよし

ひとり親卒業日記

追加治療としての再手術

最近、めったにブログを書けなくなった。書く気力がないというか、要するに私自身の体調が悪いのだ。

 

それは、本来の病気というより、パニック発作であったり、気圧変動によるめまいであったりだ。

 

4月はじめに、定期健診として、脳神経外科に出向いた。驚いたことに、執刀医であった女医さんは、家庭の事情により、急遽病院を辞めることになったという。詳しい事情はわからない。

 

代わりに、あなたの手術に僕も立ち会いましたから、ステント手術は僕でいいですよね?と、軽く助手のような若い医師に言われる。慌てて、セカンドオピニオンも聞いてみたいので、聖路加病院に紹介状を書いてもらえるか、確認する。快く書いてくれたが、聖路加病院でも同じことを言われると思うけどね、と一言言われる。

 

昨年秋に、動脈瘤の再開通の話を聞いてから、自分なりにいろいろと調べていた。ステント手術はリスクもあるので、熟練した医師を選ぶよう、本でもネットでも書いてある。私が若い医師に確認をする。「その手術は安全なんですか?」

医師が答える。「あなたねえ。100%安全な手術なんて、ひとつもないですよ。」

 

そんなことは、言われなくても素人にもわかる。もっと詳しく、手術の必要性やリスクについて、説明してほしかったのだ。

 

聖路加病院に足を運ぶ。前の病院との対応の差に驚く。

 

まず、くも膜下出血で倒れた日以来、一度もカテーテル検査をしていないことに驚かれる。カテーテル検査では、MRIよりもさらに詳しく、いろいろなことがわかるらしい。普通は、最低でも、6か月健診の頃にはやるらしい。紹介状についていたデータでは、詳しいことが一切わからないと。早速、一泊入院でカテーテル検査をすることになった。

 

私は倒れた日の意識は全くないので、どんな検査をしたのか、全くわからない。初めての検査をするような感覚で、当日の朝はメンタルから来る吐き気がひどく、介護タクシーに乗れるか、自信がないほどだった。当日付き添いをしてくれたヘルパーさんが、「だめなら、途中で引き返したっていいんですから。」と私を鼓舞し、なんとか抗不安薬を服用して、車に乗り込む。ほどなく寝ついて、目が覚めたときには、首都高速を降りる頃であった。そして病院につき、入院する病室に案内される。実際に検査を受けた感想は、患者さんのブログなどで書かれていたようなほど、怖いものではなかった。やはり、下手に経験者のブログなど読むものではない。感じ方は人それぞれだからだ。

 

検査の結果、やはり根治を目指して、コイルやステントを用いるカテーテル手術をした方が良いと。

 

手術前後に、長期間血液をサラサラにする薬を服用する必要はあるが、脳梗塞予防のためには仕方ない。

 

と、ここまで冷静に現状を綴るには時間がかかった。

 

読者の皆さま、どうか成功を祈っていてくださいませ。

 

恐らく手術は6月中になると思う。   

 

頑張ってきます!