終わりよければすべてよし

ひとり親卒業日記

明日は本番前最終東大模試

時の流れは早いものだ。

 

明日息子は、昨年は受けなかった東進の東大模試を受ける。

 

そのちょうど1か月後が、本番の二次試験に当たる。

 

友人から聞いていた、浪人の一年間はあっという間だよという言葉。ここまで来ると早いような気もするし、春から夏、秋へと向かうまでは、やはり長い長い道のりだったような気もする。

 

この一年で、彼は人間的にどれほど成長できたことだろうか。何の屈辱も味わうことなく現役で当たり前のように進学していた場合と比べ、きっといろいろな意味で視野は広がったのではないか。

 

センターリサーチの結果が出た。

今年のセンターの結果を見ると、東大理系では昨年とそんなには得点分布が変わらない。ところが文系になると、昨年よりは高得点層が少なく、分布図は左へとシフトしている。もしかすると、足切りの点数も昨年よりは低くなるか、場合によって足切りがない可能性もある。そこはあくまで、すべての出願が完了しないとわからない。

 

今年のセンターは、文系でいつもは数学で高得点が取れる層も、少し低く出た可能性があるそうだ。数学といえば、息子が動悸と戦いながら受けた科目。以前は速く解いていたが、最近は早押しクイズではないのだから、慎重にゆっくり解いてみることにしたようだ。数学は2科目合わせて191点。昨年よりは少し下がったが、本人はそこにこだわることはない。

 

世界史においては、例年以上に戦後史が出たようだ。彼はたまたま、あまり頭に入っていなかった戦後史を直前に入念に復習していた。そのおかげで、難化したと言われる中、満点を取れたようだ。

 

まずは第一志望校の受験が終了するまで、ちょうど1か月。そのあとは、国立後期に向けての勉強か。

 

大学という、長い長い4年間。

どのように過ごし、何を掴むかは、本当に人それぞれだ。

どんな大学でもそれぞれに、そこでしか得られない学びがあるはずだ。

 

すばらしい教授やすばらしい仲間は、どこに進学しようと、きっと出会うことはできると思う。

 

入学までの努力はもちろん大事だが、入学してから卒業するまでの努力はそれ以上に、大切なことを忘れてはならないと思う。

 

すべての受験生の皆さま。

春まであともう少しです。

 

心の雪解けが来るまで、もう少しだけ頑張って!!

 

心からエールを送ります!!