終わりよければすべてよし

ひとり親卒業日記

国立前期と後期への出願完了

昨日から、いよいよ国立大学への出願が始まった。

 

昨年の今頃は、私の体調が悪く、いつものようにめまいの鍼灸治療を施せば調子が良くなると信じて、あえて神戸まではるばる出かけたのだった。そして、三宮の郵便局に出向き、東大への願書を提出した。昨年はそこ一本。それも、甚だ浪人の可能性を頭に入れてなどいないままの出願だった。

 

息子は言った。昨年の数学は、東大の問題傾向をむしろ熟知したひとの方が点を取りにくかったと。確率ひとつ取っても、東大によく出るnを使う問題はたくさん解いていたが、具体的に10回目はどうなるか、などを問う問題はしばらく解いていなかった。それだけ、今までと傾向が変わったようだ。数年前の数学はもっと簡単で、たとえば数学の苦手なひとが、あらゆる解法を丸暗記して試験に臨んでも、模試よりずっといい点数を本番で取れる場合もあったという。息子は言った。必ずしも点数と実力は比例しているわけではないんだよ、と。確かにそうだろう。これまで模試などで何回も満点を出している息子も、今年の数学がどうなるかはまったくわからない。せめて50-60/80点くらいは取ってアドバンテージを得たいところだが、あとは他の科目の伸びに期待するしかない。

 

浪人生の場合、少しでもチャンスを狙い、合格最低点の低く出そうな科類に出願するのもありだろう。だが息子はあくまで学びたい学部にこだわって、第一志望の科類に出願し、後期も同じ学部に出願をする。あとは運を天に任せるのみだ。

 

先日受けてきた東進の東大模試では、センター試験のときのようなことにはならず、体調も落ち着いたまま臨めたそうだ。これで、少しは自信がついた。

 

一方娘の方は、結局風邪ではなく、気管支炎にかかっていた。ようやく熱や痰も落ち着き、わずかに咳が残る程度に。もしかしてマイコプラズマ肺炎かもと思い、検査もしてもらうが、そうではなかった。

ほぼ1か月近く実家に身を寄せてもらったが、ようやく今日、久しぶりに我が家に帰ってくる。いくつか延期にした面接もあった。あとはもう、体調を万全にしてからじっくりと就職活動に臨んでもらいたいと思う。

 

長男の方は、ようやく最後の大学のテストが終了し、今は春休みだ。「マクロ経済学」のテストだけ少し心配と言っていたが、他は全部自信があるという。あとは3月の卒業を信じて待つしかない。

 

大学受験生の皆さま。

長い長い2月になるかもしれません。

あと約1か月。

悔いのないよう、力を出し切ってください。